空想・科学・特異点 

Science Fiction Singularity

与配主義における経済の流れや価値の捉え方について

与配主義とは 共産主義においては独裁と規制、資本主義においては競争と奪い合いによって構築されているシステムを、「より多く与えたり配ったりした存在(個人・会社等)が、より多くの利益を受けられる」というシステムにしたものが「与配主義」となる。 …

資本主義がその形を変える時 ──── それは2021年かもしれない

2015年の4月1日から、このブログを始めましたが、その最初期のエントリに「資本主義の終わりとその次に来るモノ」というものがあります。 以下はその一部抜粋です。 (※冒頭の「それ」という代名詞は「資本主義」を指しています。) 「個人的には、も…

「競争」で良くなる時代が終わりつつある

長い期間に渡り、日本の経済政策を担ってきたある人(国会議員、民間議員、大臣、経済戦略会議委員等経験者)は 「競争こそ正義!」 といったニュアンスのことを、様々な時に、様々な媒体で話しているそうです。 (文末が伝聞形式なのは、実際にそう言ってい…

「失われた20年」だからできること

「失われた20年」という言葉があります。 Wikipediaによれば 「失われた20年(うしなわれた20ねん)とは、日本経済が安定成長期終焉後である1991年(平成3年)3月から約20年以上にわたり低迷した期間を指す語である」 とのこと。 現在は201…

消費税ではなく逆消費税にする。ただしアレはなくす。

このブログで「与配経済」が唱えられたことにより、既に資本主義はその役割を終えたわけですが(←少なからぬ誇張アリ)、それでも、まだ延命する方法がありそうなので、今回はそれについて考察したいと思います。 現在の消費税率は8%ですが、いつか10%…

ぼくの かんがえた さいきょうの けいざいシステム

ひとに なにかを うる ことで もうける しほんしゅぎ より ひとの じゆうや よくぼうを おさえることで なりたつ きょうさんしゅぎ より ひとに なにかを あたえて くばって もうける よはいしゅぎ(与配主義) の ほうが きわめて こうりつのよい しゃかい…

マルクス、ケインズ、そして……  資本主義の次のシステムはこうなる! かも

ちょうど2年前の今日、2015年の4月1日にこのブログがスタートしました。 以来ずっと「前置き」みたいなことを書いて来ましたが、そろそろ「本題」に入ってもいいような気がしてきたので(前置き長っ!)この更新以降、それについて触れていきます。 …

今までとは「逆の世界」の可能性

ここ最近のブログにおいて、共産主義と資本主義、それぞれの問題点を挙げてきました。 それらから感じるのは、これまでの世界を形作ってきたこのふたつのシステムは、どうも完璧には程遠い存在なのではないか、ということです。 これらふたつのシステムがど…

経済や社会はどう変わっていくのか? これまでのまとめ 1

ブログは手軽に書けるのが魅力ですが、以前に書いた記事が参照しづらいという欠点もあります。 そこで、これまでに書かれた内容のうち、重要な部分のまとめを定期的に差し込んでいきたいと思います。 以下はSF的考察に基づく予測です。 ここでいうSF(Scienc…

「お金を持っている人が必ずしもエライわけではない」という問題

今回は、以前のエントリ(「共産主義と資本主義の失敗は目指すベクトルを間違えたから」)の中で、資本主義の問題点として挙げられた「お金を持っている人(会社)が必ずしもエライわけではない」ということについて考察してみます。 このトピックには、ふた…

儲ける先がなくなる時

前回の更新「誰かが儲ける時、他の誰かは奪われている」で書いたこと、 「儲けている誰か」が貯め込んだり、どこかに隠したりすることで「その儲けに協力した側の存在」は力を失っていきます。 皮肉なことに、そのことによって、今度は「儲けていた側」がそ…

誰かが儲ける時、他の誰かは奪われている

今回は、「儲ける」ということがどういうことなのか考えてみたいと思います。 製造業において、ある製品を作る時にかかった費用(材料費、設備投資費、光熱費、家賃、人件費等)を「原価」といいますが、これに価格を「上乗せ」した部分が「儲け」にあたりま…

ブッダの苦行は必要なかった  のか?

ここのところずっと、経済・社会システムの考察ばかりしてきたので、ここで別の話題に触れてみたいと思います。 べつの話題とは 「ブッダの修行は必要なかったのか?」 というものです。 なぜ今それを? 書いてる当人もまったく意味がわからないのですが、最…

共産主義と資本主義の失敗は目指すベクトルを間違えたから

前回の更新(共産主義も資本主義も人の為には存在していない)で、共産主義と資本主義の双方で共通している問題点を考察しました。 それは、端的に表せば 「共産主義も資本主義も、個人の幸せとかどうでもよくて、自分自身(そのシステム、体制)が続いてい…

共産主義も資本主義も人の為には存在していない

これは、共産主義も資本主義もその設計部分において致命的な欠陥を抱えている、ということに他ならないのかもしれません。 つまり、 共産主義も資本主義も、個人の幸せとかどうでもよくて、自分自身が続いていけばいい、という前提で存在している、のです。

もうひとつの変革

超お久しぶりの更新です。 長く間が開いたため、もう更新されないのでは? と感じた人もおられると思います。 前回更新時には既に次回以降どのような内容を記していくか、大まかに決まっていたのですが、なんとなく自分の中のタイミング―――説得力的な意味合…

「人を幸せにしてはいけない」と資本主義は言った  資本主義の致命的な欠点

前回の更新では「社会主義・共産主義の欠点」を挙げたのですが、今回は資本主義のそれについて考察してみたいと思います。 ものすごく単刀直入にいうと 「資本主義は人に幸せになってもらっては困るシステムである」 というひとことに尽きるのですが、その説…

マルクスを丸くする  社会主義・共産主義の回顧

前回の予告どおり、今回は「社会主義・共産主義」について考察していきます。 ……とはいっても、それについて学んだのはネットや新書系の薄い本、辞典等からのみなので極めて表面的なものにしかならないかもしれませんが。 そこでわかったこと(書かれていた…

貨幣と資本主義、その終わり

前回までの2回の更新で 「貨幣のあり方がこれからどのように変わるのか」 について考察してきました。 「現金の存在しない(キャッシュレス)世界」にすることで、多大なメリットを受けられるということが示され、そのような世界がこれから実現していくわけ…

貨幣制度の終焉もしくは変移についての考察②

前回、貨幣制度のあり方の変化について考察したのですが(貨幣制度の終焉もしくは変移についての考察①)、今回はその続きをまとめたいと思います。 前回の考察で「この世界から現金がなくなる」ということが確定したわけですが(←ほんの少し誇張アリ笑)「 …

貨幣制度の終焉もしくは変移についての考察①

2015年、大晦日の更新です。 今回は現在の「貨幣制度」がこれからどのように変わっていくのか、についてSF的に考察してみたいと思います。 大きく分けて ①貨幣のあり方が変わる ②貨幣というシステム自体が終わる というふたつのパターンが考えられます。…

タイミングが合ってきた

お久しぶりの更新です。 以前、このブログを始めた理由のひとつである「新しい社会・経済システムを模索する」ということについて「タイミングを待っている」という内容の更新をしたことがあるのですが(『タイミング待ち』)、どうやらそのタイミングが近づ…

行為が感情に基づく世界ではどのような変化も意味がない

政治や経済、さらにスポーツやエンターテイメント等、さまざまな活動を見ていて、 「いったい何がこれらの原動力になっているのか?」 と感じることがあります。 一人一人、違った形ではあっても、結局それは「自分(と思っているモノ)が欲する物事、欲求」…

代名詞でしか表せないもの

それが存在するから、すべてが存在し それが輝くから、光るものは光を放つ すべてのもののエネルギー源 何がどのような状態に変位しても それ自体は何も変わらず泰然としている 生み出されたものがすべて消え去っても 始めから終わりまでずっと残る偉大な存…

安全保障関連法案で気になったこと

安全保障関連法案が成立しました。 選挙前に「こういう法律を作る予定です」ということを掲げ、その結果議席を多数獲得したとしたら、反対があったとしてもそれを成立させるという姿勢は理解できます。 また、それに納得できない人、組織、団体等がデモや集…

一元に還る新しい世界

今日、普段行くことのない街を訪れたのですが、少し時間が余っていたので小さな書店に入りました。 書架を眺めつつ、気づいたことがあったので備忘録(忘備録)的に記しておきたいと思います。 どこの書店でもそうですが、各カテゴリごとに本や雑誌がまとめ…

主張の対象を生み出しているのが自分である可能性

いろんな人がいろんな形で主張しています。 政治家、評論家、知識人、著名人、個人……マスコミで、デモで、ホームページで、ブログで……等々。 それらのどこかに妙な違和感を覚えつつ、何がおかしいのかよくわからずモヤモヤしていたのですが、その理由がよう…

(in vitro)

生化学系の論文を読むと、実験条件の部分にイタリック表記で(in vitro)という注釈が付いていることがあります。 in vitro は「試験管内で」という意味で、その実験が試験管内で行われたことを示しています(同様に(in vivo)と書かれていた場合は「生体内…

ギリシャのデフォルト騒動時に見られたある種のサイン

5月中旬から8月初旬まで、他の活動を優先的にこなしていたため、このブログの更新が滞っていたのですが、その間も、興味深い(ブログで触れたい)事象がいろいろとありました。 経済的な面に限れば、ギリシャのデフォルトに関連した問題、プエルトリコのデ…

次世代の社会・経済システムに関するひとつの開示

2回に渡って「寄付」に関して想うことを綴ったのですが、今回はもう少し大きな括りでまとめてみたいと思います。 以前、寄付金を募るネット広告(やせ細って涙目の子供写真付き)を見て 「この人たちを本気で救おうとしたら、いったい何をすればいいんだろ…