空想・科学・特異点 

Science Fiction Singularity

年に1度の免罪符

 

1年に1回、24時間そのことを大々的に取り上げて、盛り上がった(ように見える)後は、また元の日常に戻る。

 

……これは24時間テレビ「愛は……」というコンセプトの番組について特に言及したものですが、これと同じような物事はたくさんあると思います。

 

「お祭り」とかもこの範疇に入るでしょうから、特段それ自体を否定しているわけではないのですが、それでも「その目的を果たすには、もっと上手なやり方があるのではないのかな?」と感じられることが多いような気がします。

 

何かのイベントや行事で溜飲を下げる、けれども、根本的な部分はそのまま。

 

我々はいつまでそれを繰り返すのでしょうか?

 

そろそろそこから脱却し、新たな1歩を踏み出す時が来ている、と感じています。

 

それをどうやって実現するか、は、なかなかにして難しい話なのですが、そうだとしても、完璧な正解ではないにしても、なんとか1歩踏み出さなければ、という想い。

 

きっと、世界中で同じような動きがあって、それが表に出てきそうな、そんな「根拠のない確信」のようなものを感じています。