空想・科学・特異点 

Science Fiction Singularity

「再生可能エネルギー」は本当に自然環境に優しいのか? 後編(太陽光発電・風力発電が 実は自然環境に悪影響を及ぼしているのでは?)

 

前回のエントリでは 

再生可能エネルギー」は本当に自然環境に優しいのか?

というタイトルのもと、

 

前編として

1「地球温暖化の最も大きな原因は本当にCO₂ なのか?」

ということを考察しました。

 

続けて読むことで

その内容の主旨を

より理解しやすくなることと思われますので

未読の方は まず「前編」をご確認ください。

 

 

今回は後編として

2「太陽光発電風力発電が 実は自然環境に悪影響を及ぼしているのでは?」

ということについて考察していくことにします。

 

前回同様

オカルト・トンデモ論も駆使しているので←

ここに書かれた記事の内容を誰かに話すことで

(トンデモない オカルト話をするやつ)

扱いされかねないことをじゅうぶん留意しておいてください。

 

 

2「再生可能エネルギー太陽光発電・風力発電)が 実は自然環境に悪影響を及ぼしているのでは?」

 

現在、

「地球が温暖化している」という現象が見られることと

二酸化炭素(CO₂)は気温を高める温室効果がある」ということ、

さらには

「二十世紀後半から世界のCO₂ 排出量が激増してきている」ということにより、

 

「地球の温暖化はCO₂ が原因であり、それを減らさなければならない」

 

ということが世界共通の認識となっています。

 

(前回の更新では、その「温暖化の原因はCO₂ 」ということ自体が本当なのか?

ということについて考察しました)

 

 

世界的には

「地球の温暖化はCO₂ (だけ)のせい」

という前提が受け入れられていて、

それを基に

「CO₂ の排出を減らそう、やめよう」ということを

各国の取り決めとして具体的な動きとするために

さまざまな会合が開かれている、というのが現状となります。

 

 

CO₂ の削減において

考えられる方法として

 

・大気中のCO₂ を減らす(植物同化等)

・CO₂ の排出自体を減らす(地中貯留等も含む)

 

という2種類が挙げられますが、

 

CO₂ の排出自体を減らすことの方が

より直接的で効果があると考えられるため、

「CO₂ を排出するモノ自体を減らそう」と

それに該当するさまざまなものが削減の対象として挙げられています。

 

具体的には

製造時や廃棄時にCO₂ が出るものとして

石油由来の製品(プラスチック、ゴム等)

 

運用時にCO₂ が出るものとして

化石燃料(石油、石炭、天然ガス)を用いるもの

(火力発電、車、飛行機、工場、各種ストーブ等)

が挙げられますが、

 

中でも特に

エネルギー政策上、

現在の発電構成を転換することによって

大きくCO₂ 排出を減らせるものとして

「火力発電を見直そう」という動きが

世界的に広められようとしています。

 

 

現在、電気エネルギーを得る手段には様々なものがあって 

その主なものを挙げてみると

 

・火力発電

原子力発電

水力発電

地熱発電

太陽光発電

風力発電

 

……等となるわけですが、

それぞれに一長一短あるがゆえ

コレ! といったものに絞ることができず

いくつかを組み合わせて電力を得ているのが実情です。

 

それら組み合わせの中でも

世界的に最も大きな割合となっているのが

火力発電(石油、石炭、天然ガス)である、ということから

「その割合を減らせば

 CO₂ 排出の削減に大きな効果が見られるだろう」

ということになっています。

 

 

「温暖化の原因がCO₂(のみ)による」という前提が正しかった場合(という注釈は付きますが)←

CO₂ の排出を減らすことで温暖化の進行を緩やかなものにすることができる、と考えるのは当然のことであり

「火力発電の割合を減らす」ことが効果的なのは言うまでもありません。

 

ただ、

現状の生活や経済活動を維持しつつ

それを実現するためには

火力以外による発電量を増やして

火力が担っていたぶんの発電量を補う必要があり、

今以上に

原子力、水力、地熱、太陽光、風力等を用いた発電に頼っていく」

ということになります。

 

 

効率の良さから言えば

原子力発電」ということになるわけですが

やはり

原子力には「放射能」の危険性が常に付きまといます。

 

なんらかの原因(事故、災害、テロ等)で

放射能汚染が広がりかねないということはこれまでの事例でも明らかです。

(有名どころでは「スリーマイル島原発事故」「チェルノブイリ原発事故」「福島第一原発事故」等)

 

このことから

さらにそれとは別のものを、ということとなり、

現在、最も注目を浴びているのが

太陽光発電」と「風力発電」になります。

 

これらは

火力や原子力と違い

自然のエネルギー(太陽光、風)を使っているということにより、

原料自体がクリーンで安全だということが

その選択に大きなアドバンテージを与えます。

 

特に日本においては

原子力発電の危険性が国民全体の共通認識になっていることから、

より「安全性」が重要視されることとなり

自然エネルギーに対しての需要が増していると言えるでしょう。

 

 

ただ

その「長所とされる部分」は逆に「短所」とも受け取れ、

風力にしろ太陽光にしろ

「その強さ(エネルギー)が一定でない」(自然現象による)が故に

必要とされる電力を安定的にまかなえるのか?

といったことが常に懸念されることとなります。

 

 

………そのようなわけで

 

以上のようなことを踏まえて、

 

電力の安定供給を考慮して

火力発電を選択すれば「CO₂ が増え」

原子力発電を選択すれば「放射能汚染の危険性があり」

 

原料のクリーンさを考慮して

太陽光・風力発電を選択すれば「安定性に問題がある」

 

という

ジレンマならぬ

トリレンマのような状況になっているわけですが、

 

今回の更新では

それぞれの是非を比べて

どれを選択すればいいのか、といった答えを探っていくのではなく、

 

クリーンとされている「太陽光発電」や「風力発電」は

はたして

本当にイメージ通りにクリーンなのか?

本当に自然環境に対して優しいのか?

 

といったことについて

考察していくことにします。

 

 

「風と太陽だよ? クリーンに決まってるでしょ?」

 

 

 

まず、太陽光発電について考えてみます。

 

太陽光発電は、太陽光を太陽電池を用いて直接的に電力に変換する発電方式である。

 自然エネルギーである太陽エネルギーの利用方法の1つである。」

Wikipedia「太陽光発電」より)

 

 

発電の仕組みとしては、

 

太陽光が電池パネルに当たった際

パネル内の半導体で電子の移動が起こることで生じるエネルギーを

電力として取り出す

 

といった形になっています。

 

他の発電方法と同様に

太陽光発電にもメリットとデメリットがあって

今回のエントリでは

特にデメリットの方を扱うのですが、

巷間言われるような

「曇りや雨の日の発電力が ──── 」とか

「廃棄時に出る有害物質(鉛、セレン、カドミウム等)をどうするのか」

といったようなことは取り上げません。

 

そのような当たり前のことは他の人に考えてもらうこととし、

もっと根本的な問題でありながら

誰も考慮していないこと

を俎上に載せることにします。

 

太陽光発電において

根本的な問題でありながら誰も考慮していないこと、とは ──── 

 

地球が受け取るはずのエネルギーを

太陽電池パネルが遮って(さえぎって)奪っている

 

ということです。

 

…………

 

 

本来、

太陽のエネルギーは地球に対して直接的に注がれているものです。

 

 

(以下  Wikipedia 「太陽光」より抜粋)

 

太陽のエネルギーには

光以外にも赤外線や紫外線やエックス線、

熱などがあり、

 

地球に到達した太陽光線の1時間あたりの総エネルギー量は

20世紀後半の世界の1年間で消費されるエネルギーに匹敵する。

 

そのエネルギーの内訳は

・地上で熱に変わるエネルギー 約45%

・海中に蓄えられるエネルギー 約20数%

・風や波を動かす原動力へ変わるエネルギー 0.2%程度

光合成に使われるエネルギー 0.02%

・宇宙に反射してしまうエネルギー 30%程度

となっていて

 

太陽光から変換された熱エネルギーは、気象現象の駆動力として働き、地球上のさまざまな場所に、雨や風をもたらすことに寄与している。

(以上抜粋終わり)

 

……とのことです。

 

太陽光は

もの凄いエネルギーを地球に注いでおり

それを発電の原動力として利用しようとするのは

とても理に適ったことなのですが、

逆に

それだけ強く注がれているエネルギーを

電池パネルによって「途中で遮る」といった行為は、

地球に対して

ひいては自然環境に対して

非常に大きな影響を与え得る、ということになるのです。

 

 

人間のイメージだけでいうと

太陽光は「地上のみ」で語られるもののように感じますが

実際は

熱エネルギーにも変換されて

地表のみならず地球全体を温めています。

 

その上で

冬や夏といった季節や

北極や南極など極寒の地が存在するのです。

 

  

太陽光発電というシステムは

地球に対して注がれていた太陽光エネルギーを

電力エネルギーに換える

という行為であり、

 

それは

エネルギー保存の法則からすると

地球本体が本来得ていた光や熱のエネルギーを

人間が電力エネルギーに転換して奪っている

ということに他なりません。

 

 

このことは

 

太陽光発電が盛んになればなるほど

地球が本来受け取っていた太陽光エネルギーが減る

 

ということを意味しています。

 

 

そして

そのことは

上記した Wikipedia「太陽光」内の一文、

 

太陽光から変換された熱エネルギーは、気象現象の駆動力として働き、地球上のさまざまな場所に、雨や風をもたらすことに寄与している。

(引用終わり)

 

という仕組みから派生する

「それまでその地に見られていた特徴的な気象や気候に異常をきたす」

ということに繋がるのです。

 

 

それ(太陽光発電)が大規模であればあるほど

一か所に集中すればするほど影響は大きく

発電施設周りの地域

ひいては地球全体の気温や湿度といったものに影響を与えることでしょう。

 

地球温暖化を防ぐ」とか

自然エネルギー」とか

「クリーンな原料」とか

良いことづくめのように、

それを利用しても何も悪いことをもたらさない……ような形で喧伝される太陽光発電ですが、

実は

地球自体に大きな影響を与えていて

予期せぬ異常気象の原因にもなり得る

(かもしれない)のです。

 

 

………

ここまで、

 

太陽光発電によって

太陽光を遮られることにより

本来得られていた光や熱のエネルギーが奪われた地球が

何らかの影響を受けるのではないのか?

ということを考察し、

そのひとつとして「気象への影響」が挙げられました。

 

 

そして……

その次に考えたいのが

「動植物への影響」です。

 

「植物が生い茂っている場所を切り拓いて太陽電池パネルを施設する」

というような場合を考えてみます。

 

 

植物が生えている場所には、

 

植物

昆虫

小動物

それらを捕食する動物

菌類

 

等が生きる「生活圏」が存在します。

 

その生活圏は

生態系のピラミッドの下層に当たる「植物」がメインとなって維持されていて

植物が太陽の光を浴びてエネルギーを得る(光合成)ことによって成り立っています。

 

そのような場所に

太陽電池パネルを敷く、ということは

その生態系全体を崩壊させるということを意味しています。

 

 

また、

植物の光合成

空気中の二酸化炭素(CO₂)を同化する、というものでもあり

大気中のCO₂ 濃度を減らす働きがあるのですが

それを刈り取るということは

「CO₂ を減らすものを 減らす」

ということに他なりません。

 

 

クリーンで優しい……はずの太陽光発電なのに

 

実は「自然」に対して

大きな影響を与えている(不自然な状況を作っている)

 

と言えるのです。

 

 

この

太陽電池パネルが生態系に大きな影響を与える」ということを考察する際は

実際に人間がその立場だったらどうだろう?

ということを考えればわかりやすいかもしれません。

 

人間が植物や動物の立場に立ってみるのです。

 

ということで……

 

人間の生活圏の上に太陽電池パネルを敷いたら……ということを想像してみることにします。←

 

人間の頭上、地上5メートルくらいのところに

太陽電池パネルを敷き詰めることにします。

 

田畑や大きなビル以外の部分を

すべて電池パネルで覆います。

 

そこにおけるメリットとしては……

・夏、常に日陰で涼しい

・日焼けしない

・雨にあたらない

等になるでしょうか。

 

デメリットとしては……

・冬、常に日陰で寒い

・ビタミンDが生合成できない

・見上げても青空が見えない

等になるでしょうか。

 

メリットとデメリットが相反しているのですが

中でも特に問題になるのが

「見上げても青空が見えない」

ということになるでしょうか。

 

天候と心(気持ち、気分)には密接な関係性があるらしく、

曇りや雨続き(日照不足)だと気が滅入ってくる、といった人は少なくないそうです。

 

 

「植物が生い茂っている場所を切り拓いて太陽電池パネルを施設する」

ということは、

上記したことと同様に

そこで生活している昆虫や動物に対して

「見上げても電池パネルの裏しか見えない状況」

を与えることに他ならないのです。

 

昆虫や動物も人間と同じく

気が滅入ってくるのではないでしょうか?

 

…………

これは……

 

ロジックとしてどうなのか? 

 

といった気がしないでもないのですが笑

 

人間にとって良いとされることが

他の存在に対しては悪いものとして作用することが許される時、

いつか

人間にとって悪いことでも

<何か>にとってはいいことだから、という理由で

認められてしまう時が来るかもしれない

 

……ということは心に留めておかないといけないかもしれません。

 

 

はい。

 

以上で

太陽光発電に対する

<一般的ではない見方>を終えることにして ──── 

 

 

 

次は

風力発電について見ていくことにします。

 

 

 

風力発電は風の力でタービンを回して発電する自然エネルギーの一種である。」

Wikipedia「風力発電」より)

 

詳しい仕組みは不勉強でよくわかっていないのですが

たぶん

車やバイクのエンジンの回転による発電(オルタネーター、ジェネレーター)

自転車の車輪の回転による発電(ダイナモ

と同じことを

風の力で回る風車で行っているのだと思われます(違うかもしれない)。

 

この発電方法にもメリットとデメリットがあって

メリットとしては

・原料がクリーン

・CO₂を排出しない

・仕組みが簡単

といったものがあり、

 

デメリットとしては

・景観を損ねる

・騒音や低周波振動が出る

・風力が安定しない

といったものがあります。

 

以上は、一般的に言われているメリットやデメリットなのですが、

ここでは

これまでまったく指摘されてきていないこと(デメリットに関して)

を取り上げてみたいと思います。

 

 

その指摘はふたつあって

ひとつは

風力発電自体が(局地的な)温暖化をもたらす」可能性があるのでは?

ということです。

 

 

そのように考えられる要因として

ヒートアイランド現象」があります。

 

ヒートアイランド現象は

「都市部がその周辺の環境よりも高熱化する」ということを指しますが

その原因のひとつとして

都市部に高層な建物が多数建築されることにより

それら自体が熱を吸収・蓄熱するということ、

また

本来、都市部の排熱に大きく貢献していた「風の流れ」を

その高層建造物群が遮ってしまうことにより

昼夜蓄熱された状態が続く、

ということが挙げられるそうです。

(その手の専門家の方から直接聞いたことがあるのですが、きちんとしたデータもあるそうです)

 

特に東京においては

昼に蓄積された都市部の熱を

夜間、湾から吹き抜ける涼しい風で排除していた形が、

湾岸部の開発によって高層ビルが立ち並ぶことによって

その効果が見られなくなり

ヒートアイランド現象が恒常化している、ということのようです。

 

 

そして……

 

このことは

風力発電における「風車」においても

同様の弊害を周りの環境に与え得る

と言えるのではないでしょうか?

 

なにしろ

それは

風のエネルギーを電気に換えるために設置されるもの

なのです。

 

効率を考えれば

「すべての風を風車で受け止め

 その先には吹いていかないようにすることが求められるもの」

であるので

それが設置され、電力が取り出された後の「風」は

本来持っていた「風の意味」が失われたものになってしまうのです。

 

 

また、 

風力発電では

発電効率を高めるために

「強い風が吹く場所」を厳選して設置します。

 

その「強い風」は

本来、どこか遠くの地までへと

「各地の熱を排除していく力を持った状態で届いている」はずのものです。

 

エネルギー保存の法則から言えば

その

「強い風を電力に換える」という行為は

「 遠くの地にまで及んでいた風の力を奪っている」

ことに他ならず、

その「遠くの地」では

風が来なくなることによって、

その地方を特徴づける特有の気象現象が乱れたり

気温が高温化したりすることに繋がるのです。

 

 

風力発電発電効率

発電機の摩擦損失等を含め

約30%にしかならないそうです。

国立環境研究所 風力発電より)

 

…………

 

エアコンなしで、扇風機でなんとか過ごせた地方があります。

 

しかし

 

風力発電を作ったことにより

涼しい風がその地まで届かなくなってしまい

結果、

エアコンなしでは過ごせなくなり

そのための電力需要が増し

それを安定供給するために

火力発電や原子力発電が今まで通り

あるいは

今まで以上に必要となるのでした。

 

…………

 

……というようなことになっている(これからなっていく)

のかもしれません。←

 

 

自然のエネルギー、クリーンなものを利用し

美しい形の電力を得ようとする ──── 

そのために

かえって電気が必要となるような状況を

私たちは生み出してしまっているのかもしれません。

 

 

これは

もはやお笑いにおける「ネタ」みたいな状況でしかないのですが←

本当に現実にそのようなことが起きているのかもしれない、というのはどうなんでしょうか?

 

 

「 クリーンだから」

と、イメージだけで語ることは止め

もっと大局的に捉え直し……って

それができていれば今のような世界には……という話なのかもしれませんね笑。

 

 

はい。

 

以上が

風力発電においてこれまでまったく指摘されてきていないこと」のひとつ、

風力発電自体が(局地的な)温暖化をもたらす」可能性があるのでは?

 ということの考察となります。

 

 

次に

もうひとつの方、

風力発電が世界各地の異常気象を引き起こしている可能性はないのか?」

ということを見ていくことにします。

 

ここから先は

例の如くさらにオカルト・トンデモ満載の理論展開となるので←

息抜き程度に読んでもらえれば、と思います。

 

 

……ということで

 

その命題の具体的な中身に関しては後述するとして、

まず

「なぜ、そのようなことを思いついたのか?」

について触れることにします。

 

 

その発端は

風力発電の原理は自転車のライトと同じかな?」

と思ったことから、でした。

 

風力発電で「風車が回って電気が起きる」ことと

自転車で「ダイナモ(発電機)をタイヤに接触させ(回転させ)てライトを点ける」のは

同じ原理だろうということ。

 

さらにそこから

(自転車のライトを点ける{ダイナモを車輪に付ける}と、めっちゃ漕ぐの重くなったよなぁ……)

ということ。

 

さらに

自転車に乗らなくなって久しいので

(今の時代なら軽くなってるかな?)

と、ネットで調べたら

あれは今もやっぱり重いままだった、ということ笑。

 

……以上のようなことから、

発電機自体に技術的な発展はほとんどなくて

風力発電の風車もそのようなものなのだろう、

といったことが予想されたのでした。

風力発電の効率が約30%というところからもそれは伺えます)

 

ということで……

 

これらのことが意味しているのは

 

ダイナモ(発電装置)を着けて自転車を漕ぐのがめっちゃ大変なのと同じように

風力発電の風車を付けることは非常に重くて負担になることである

 

ということです。

 

 

誰にとって? 

 

 

地球です。

 

 

…………

いや、もちろん真剣です。←

 

 

巨大な風車を建てて

風を受け止め

その回転を電力に換える ──── 

 

その風を受け止めているのは

風車の設置面、つまり地球なのです。

 

しかも

風が強いところを選んで風車を建てているので

その抵抗力も並大抵のものではないでしょう。

 

そのような風車も

オランダ名物ぐらいであれば

どうということもないかもしれませんが、

世界中の風力発電用の風車の数を合わせると

数百万本くらいにはなるのではないでしょうか(数値は適当←)。

 

自転車の前輪に

小さなダイナモをひとつ接地させるだけで

あれだけ漕ぐのが重く感じられるようになるのです。

 

風力発電の風車を何百万本も設置された地球が

どのように感じるのか、推して知るべき状況だと言えるでしょう。

 

 

はい。

 

またそういうウケ狙いみたいなことを……

 

………

果たしてこれは

そのようなものなのでしょうか?

 

 

ここで

ニュース記事をひとつ取り上げます。

 

 「昨年の異常気象、気流が原因=今後も頻繁に発生か ‐ 英研究

時事ドットコムより

www.jiji.com

 

この記事は

ジェット気流の乱れが異常気象を引き起こしている」

という研究結果を報道したものなのですが、

このニュースに限らず

異常気象に関するほとんどの研究で

ジェット気流の乱れ(蛇行)が原因である」

といったことが言われています。

 

それでは

その「ジェット気流」とは何ぞや?

ということになるのですが

それをまとめようとすると長くなってしまうので

興味のある人には各自調べてもらうこととしつつ、

極々簡単に表すと

「気温や気圧の差によって生じる働き(対流、風)及び

 地球の自転によって生じる力(コリオリの力)に伴い、

 緯度の違いによる対流の温度差の境目(上層部)に生じる

 西から東へと向かう強い風の流れ」

ということになるでしょうか。

 

…………

……まぁ、とにかくそのようなものが←

通常とは違う流れ方になると

世界各地に異常気象が発生する、ということのようです。

 

それでは

「なぜそのジェット気流は乱れるのか?」

ということになるわけですが

それは現時点ではわかっていないようです。

 

ただ、

「どのように乱れているのか」はわかりつつあるようです。

 

New theory finds 'traffic jams' in jet stream cause abnormal weather patterns」(uchicago newsシカゴ大学ニュース>より)

 

news.uchicago.edu

 

 

元記事は英語オンリーなのですが 

In Deep」というブログの

地球のジェット気流が崩壊している中で、その大気の循環異常のメカニズムがアメリカの日本人科学者によって突き止められる

という記事内に翻訳されたものがあるので

興味がある方は御一読ください。

 

 

そこで言われているのは

ジェット気流の乱れとはどのようなものなのか、ということに関して

「交通渋滞のように流れが失速してしまうことによる」という新説が見い出された

ということのようです。

 

 

………

 

流れが失速してしまう?……

 

 

はい。

 

ここで来ましたね笑

今回のエントリの大一番。

 

風からエネルギーを取り出してたら

そりゃあ風も失速するよね?

 

……ということなのです。

 

 

ジェット気流は上空約1万メートル付近を流れてるものだし……

 

……とはいうものの、

 

その流れを生み出しているのは

地上付近を含めた対流や風そのものでもあるわけで

そこから

「電気エネルギーを取り出していく」ということは

当然、全体に対して大きな影響を及ぼす、ということになるのです。

 

 

はい。

 

ということで

今回、

ジェット気流の乱れの原因は風力発電のせいだったりして」

といった超新説が披露されることとなりました。

 

ジェット気流の乱れが異常気象の原因」ということがわかっている中、

「なぜ乱れているのか」についてはわかっていなかったわけですが

世界で初めて

風力発電でエネルギーを取り出しているからかも」といったことが示されました。

 

 

実際は

検討するにも値しないオカルト・トンデモ論かもしれませんが←

着想としては悪くない(お話しとして面白い)ものになってはいるかな、と感じます。

 

 

 

日本のことわざに

風が吹けば桶屋が儲かる」というものがあります。

 

その話の展開具合には

「どんなこじつけだょ」といった感が否めなかったりもするのですが

今回のエントリで示された理論展開には

意外と納得できる部分が(少なからず)あるのではないでしょうか? ←

 

 

最後に

調子乗りついでに書かせてもらうと ←

 

風力発電の風車は地球の自転に影響を与えないのだろうか?」

 

ということもあります。

 

 

自転車を例にしてみます。

 

通常時、時速8㎞(数値は適当)くらいで漕いでいる人は

ライトを点ける(ダイナモをタイヤに接地する)と

その重み(抵抗)で時速7㎞くらいまで速度が落ちることでしょう。

 

では

ダイナモを前輪に10個、後輪に10個付けたらどうなるでしょう?

 

歩く速度より遅くなってしまうのではないでしょうか?

 

 

 

このことと同様に

 

地球に風力発電用の風車を

際限なく増やしていくと………

 

……ということなのです。

 

 

地球も重くて大変なのでは?

 

ということになるのです笑。

 

 

実際の

地球の自転は

月の影響によって変化していて、

月が1年ごとに3㎝ずつ遠ざかっていることにより

徐々に遅くなっていくものであり

(「地球の自転速度は一定か?国立教育政策研究所著作より)

 

さらに

地球最深部のコアに働くローレンツ力によっても

その速度は変化する、ということです。

 (「地球の自転速度周期的変化に新説スラドより 元記事は「The Electrical Conductivity of Post-Perovskite in Earth's D" Layer」Scienceより)

 

 

そして……

 

ここに新たに

風力発電の風車による地球への負担」という要素が加わり

自転速度の変化の謎が深まってしまうこととなるのです笑。

 

 

 

また、これとは別に

さらに気になることとして

「自転速度と地震発生には因果関係が見られる」

ということが挙げられます。

 

実際に

東日本大震災によって

地球の自転速度が速まったのだそうです。

(「東日本大地震で自転速度上がる~NASA日テレNEWS24より)

 

逆に

「自転速度が遅くなると地震が頻発する」

といった研究報告もあるようです。

(「2018年は「巨大地震頻発」の年に、地球物理学者らが警告 」ForbesJAPANより)

 

 

………ということで、

 

仮に

風力発電用の風車が

地球の自転に影響を与えるものだとしたら……

 

巨大地震の引き金にも なり兼ねないのでは?

 

という……

 

それこそ

「風が吹けば……」

みたいな話の広げ方をしつつ←

 

今回のエントリを締めたいと思います。

 

 

 

ということで……

 

再生可能エネルギー」は本当に自然環境に優しいのか?

というタイトルのもと、

前編と後編の2回に渡り

 

1「地球温暖化の最も大きな原因は本当にCO₂ なのか?」

2「太陽光発電風力発電が 実は自然環境に対して悪影響を及ぼしているのでは?」

 

といったことについて考察してきました。

 

オカルト・トンデモラインを踏みつつも

このブログらしい内容を展開できたのではないでしょうか。

 

 

 

これまでの世界の歴史を眺めるにつれ、

マスメディアや

力のある(とされている)人たちが認め言う内容だけが

当たり前のように受け入れられる(ように作られている)世界においては、

それが「本当のこと」や「真理」等に反しているような場合であっても

当然のように広められ具現し

かえって人類及びその他にとって災禍となっている気がします。

 

 

時に奇妙に、ある種グロテスクに展開する世界においては

逆に

「それは奇妙だ」とか

「ありえない」

と指摘される内容の方にこそ

何らかの真実味が隠されているのかもしれない……

……ということを提示しつつ

今回の更新を終わりにします。