空想・科学・特異点 

Science Fiction Singularity

なぜ日本を始めとするアジア圏の新型コロナウイルス感染者は少ないのか? ──── タンパク質(豆、魚)長期熟成発酵食品がウイルスの増殖を抑えているかも

 

現在、世界における新型コロナウイルスSARS-CoV-2)感染者数は増加の一途をたどっており、収束の兆しは見えていません。

 

このことは

現時点で

このウイルスに対する有効的な手立てがまだ見つかっていない

ということを示しています。

 

そんな中

海外の政府やメディアを中心に

・日本ではなぜか感染がそれほど拡大していない

・アジア圏は他の地域に比べ感染者数が劇的に少ない

といったことが言われ、

その理由がわかれば

何らかの効果的な対策が執れるかもしれない、ということで

その原因が探られ続けています。

 

しかし、

それに対する明確な答えは依然としてわかっておらず

世界中の研究者や専門家たちが様々な角度から探索している、というのが現状となります。

 

 

…………

ということで……

 

知識人や専門家、研究者や大学教授等でさえわからない、ということであれば

またまたこのブログが一肌脱ぎましょうか…… 

ということになるに至り←

(※初めて訪れた人のために補足しておきますが、このブログでは現行の「資本主義」や「共産主義」、「貨幣制度」に代わるまったく新しい経済・社会システム(与配主義順番決定制度)が発案されています←)

 

その答えを本邦……ならぬ

世界で初めて公開することにします。

 

 

……などと

大きく出てみましたが…… ←

 

実際は

着想から、考察、調査(ネット検索)まで

ほんの数時間ほどしか掛けていないようなものなので、

噴飯物の、まったくの間違った見解

かもしれない、ということをあらかじめ表明しておきます。←

 

ただ、

たとえそのようなものであったとしても

そこから

何らかのヒントに繋がることがあるかもしれない、ということで

まとめてみることにしました。

 

普段から

ハッシュタグで「オカルト」とか「トンデモ」とかを付けているブログなのですが←

今回は「まだ誰もわかっていないこと」を対象としているわけなので付けないでおくことにします。

 

 

…………

 

世界中に新型肺炎が広がり始めた頃

その原因であるコロナウイルスに対して

何か効果があるものはないかと探した中、

筆者が初めに注目したのは「醤油」でした。

 

そのことをブログに書こうかとも思ったのですが

「出たなオカルト笑」

となるのが目に見えていたので躊躇したのですが……

 

醤油 の 国  日本  そしてコロナウイルス

ワクチンの原料・パン酵母 ザイモサン のブログより)

というブログ記事を読み、

その予想が間違っていなかったことがわかったのでした。

 

詳しくはリンク先の内容を読んでいただくとして

ここでは

なぜ筆者は醤油に着目したのか?

について書くことにします。

 

 

当時、

イタリアで感染者が爆発的に増加していたのですが

日本ではそのような兆候は見られていませんでした。

(イタリアを始めとする欧州のウイルス株が「強毒型」で、日本の株が「弱毒型」だった、ということも考慮に入れておく必要があるかと思われます)

 

今回の新型肺炎と同様に

世界中に蔓延して絶大な被害をもたらした流感に「スペイン風邪」というものがあるのですが、

そのかすかな予備知識として

スペイン風邪における

「日本の感染率・死亡率は他国に比べ小さかった」

ということをどこかで読んだことがあり、

その理由は何なのか?

ということで

スペイン風邪の状況を調べてみることにしました。

 

 

そこで見つけたのが

都道府県別・月別死亡率(対10万人)の図東京都健康安全研究センター)です。

 

http://www.tokyo-eiken.go.jp/assets/SAGE/SAGE2005/Fig4.png

(「日本におけるスペインかぜの精密分布(インフルエンザ スペイン風邪 スパニッシュ・インフルエンザ 流行性感冒分析 日本)」より)

 

 

この図を見ると

スペイン風邪

日本における

第一波が1918年11月、

第二波が1920年1月に発生していることになりますが、

そのどちらのピークにおいても

対10万人死亡率が低いのが「山形県」であることが見て取れます。

 

ということで……

 

山形県に特徴的なのは……と調べたところ

醤油の消費量が日本一(2018年)ということから

「醤油にウイルス増殖を抑える効果があるのでは?」

となったのです(単純)。

 

 

ちなみに

山形県が1位なものには

脳梗塞死亡者数(女性)(2013年)と

高血圧患者数(2008年)もあります。

 

このあたりはウイルス抑制効果と相殺……

いや、むしろ………みたいなことになってしまうでしょうか。 ←

 

 

ということで

このあたりで

コロナウイルスに有効なのは醤油なのでは?

みたいな記事を書こうかと思ったのですが、

ちょっとエビデンス(証拠)が弱いかな、ということで見送ったのでした。

 

 

今回

この記事を書くにあたって

醤油の効果を調べたところ、

キッコーマン、醤油のインフルエンザウイルス増殖阻害効果を確認 富山大、中部大と共同研究 日本生薬学会第62回年会で発表」(外食.biz

というものを見つけました。

(詳しくはリンク先記事をご参照ください)

 

 

コロナウイルスへの効果はまだ調べられていないことと思われますが

インフルエンザウイルスに対しては、醤油にウイルス増殖阻害効果があるということが実験によって明らかにされたそうです。

 

インフルエンザウイルスに効果があったからと言ってコロナウイルスにも、とはならないわけですが、どちらも「RNAウイルス」ということで、前掲のリンク先にも記されている通り「醤油中の「EFdA」という成分がRNAの増殖に必要な逆転写酵素の働きを阻害する」ということから、醤油はコロナウイルスにも有効であることが予想されます。

 

 

 

そして……

 

 

これとは別に

「そういえば……」

と、あることに気がついたのですが………

 

 

いつかのネットニュースに

ベトナムコロナウイルスの抑え込みに成功している」

という内容の記事がありました。

 

その時は特になんとも思わなかったのですが、

最近になって「ハッ!」としたのが

ニョクマムがある!」

ということでした笑。

 

ニョクマムベトナムの代表的な調味料で

「魚を発酵させた醤油」です。

 

気になって調べてみると

ベトナムには他にもたくさんの発酵食品・調味料が見られます。

 

名前      原料

ニョクマム   魚

マムカー    魚

マムトム    エビ

ネムチュア   豚肉

ティットチェア 豚肉

トゥオン    大豆

(他にも多数あり)

 

 

さらに、

同じく

タイも新型肺炎の抑え込みに成功していることが知られていますが

そこでも「ハッ!」と

ナンプラーがある!」

ということで笑

調べてみると

 

名前      原料

ナンプラー   魚

ブドゥ     魚(マレーシアが原産でタイでも使われる)

カピ      エビ

タオチオ    大豆

(他にも多数あり)

 

また

日本にも

大豆を発酵させた「醤油」だけでなく

魚を発酵させた「しょっつる」や「いしる」「いかなご醤油」などがありますが

このような調味料がある国々の感染率が低いことから、

 

 

大豆や魚といった「タンパク質」を発酵させた食品・調味料の中に

RNAウイルスの増殖を抑える物質が存在しているのではないか?

 

という見解が導かれるのです。

 

 

さらに……

このことは

 

なぜ欧米において新型肺炎の患者・死亡者数が多く

アジアは少ないのか?

 

ということへの答えになるかもしれません。

 

 

欧米諸国で著名な発酵食品と言えば

ビール、チーズ、ヨーグルト、パンなどですが、

新型肺炎患者の発生率から見て

それらにウイルス抑制効果があるとは思えません。

 

それら以外にも

一応

タンパク質である「肉」を発酵させた製品(生ハム、熟成肉、サラミ、ソーセージ等)はいろいろとあるのですが、

それらはほぼ原形をとどめた状態(熟成されきってない)で商品化されていて、

醤油や魚醤のようにドロドロになるまでの「長期熟成」がなされていない、ということがアジア圏との違いとして挙げられるかもしれません。

 

また、

発酵に使われる「菌」の違いもあるかもしれません。

(乳酸菌や酵母菌ではダメで、コウジカビ(麹菌)が良い、とか)

 

あるいは

「大豆や魚を発酵した時には生じて

 肉を発酵した時には生じない何らかの物質」

が要因となっているのかもしれません。

 

 

いずれにせよ

欧米には

「大豆や魚を熟成発酵させて調味料とする文化がない」

ということによって、

アジア圏とは違った高い感染・死亡率になっているのではないか?

ということが想起されるのです。

 

 

 

ちょっと待った!

アンチョビやサーディンは?

 

 

これらは

イワシを塩漬け又は調理した後オイル漬けしたものになりますが

これもやはり魚としての原形をとどめたままの形(短・中期熟成)にあたり、

ウイルスを抑制する成分が得られる何らかの工程が足りない、ということなのかもしれません。

 

また、

仮にアンチョビにウイルス抑制効果があったとして

味付けが塩辛すぎて一度に大量に摂取できない ←

ということにより

十分な効果が発揮できない、ということも考えられます。

 

 

 

ちょっと待った!(その2)

感染爆発が起きたイタリアには「コラトゥーラ」と呼ばれるイワシを発酵させた魚醤があるんだけど?

 

 

それなのですが……

 

イタリアで感染が拡大した当初、感染者の9割は北部に集中していたそうです。

そのことにより、

なぜ北部だけ感染者数が多いのか?

ということが当時大きく取り上げられていたのですが、

この「コラトゥーラ」が作られ使われているのが南部(ナポリ近郊のチェターラという町)である、ということから

もしかしたら

このコラトゥーラにも何らかの有効的な成分が含まれているのかもしれません。含まれていないのかもしれません。←

(北部と南部では食文化がかなり異なるらしく北部ではあまり使われていないのかも)

 

 

 

ちょっと待った!(その3)

醤油や味噌がウイルスを抑制するとして

それならなぜ中国の武漢で感染が拡がったのか?

 

 

たしかに、

中国には日本で言う

醤油(醤油)も

味噌(醤(ジャン))もあります。

 

しかし

日本の醤油と中国の醤油は

製法が異なるらしく

その違いによって有効成分の有無および量に違いがある、のかもしれません。

 

 

その「製法の違い」に関して、

醤油は我が国から伝わったはず! なのに「なぜ日本の醤油のほうが高評価なのか」=中国メディア」(Searchaina

の記事から一部を引用します。

 

(以下引用)

 では日本と中国の醤油は何がどのように違うのだろうか。記事は「醤油の作り方には大きく分けて2種類あるが、中国の場合は低塩個体発酵法と呼ばれる発酵にかける時間が短い製造方法がメイン」となっていると伝え、発酵にかける時間が短い ──── (中略) ──── 日本で最も多く流通している醤油は長期間熟成、発酵させた本醸造タイプであるため ──── (後略)

(引用終わり)

 

……ということで

 

やはり

長期熟成発酵させる過程で

何らかのウイルス抑制成分が出来ているのではないか?

 

という仮説が導かれることとなります。

 

 

………… 

ここまで、

 

「醤油」をメインに

タンパク質長期熟成発酵食品にコロナウイルス(レトロウイルス)を抑制する成分が含まれているのではないかということについて見てきました。

 

 

 

仮に

醤油や味噌といった

日本においては日常的に調理の「味付け」に使われているものに

そのような「ウイルス抑制効果」があったとしたら、

三食、ただ和風な食事を摂っているだけで

新型肺炎にかかりにくくなっている

ということになるのかもしれません笑。

 

 

これは

新型肺炎に罹患した人、及びその濃厚接触者にアンケートとして答えてもらうだけで

相関関係がわかることなので調べてみて欲しいところでもあります。

 

 

アンケート Aさん

普段の食事の内容 : 朝、昼はパン、夜は肉料理とパスタ

 

アンケート Bさん

普段の食事の内容 : 夜はほぼ刺身か寿司

 

 

Aさんのような人が患者に多くて

Bさんのような人がクラスター内にいても感染しなかった人、だった場合 ←

その効果が明らかになることでしょう。

 

特に刺身や寿司は

醤油直飲み、みたいな部分が少なからずあるので笑

「なんであいつだけ感染しなかったんだ??」

みたいな状況において罹患しなかった理由として挙げられる可能性があります。

 

 

ここまで、

「食事を摂るだけで……」という部分に関して

醤油や味噌に着目してきましたが、

まとめている途中で

「そういえば……」

と、気づいたものがあります。

 

 

「緑茶」です。

 

 

緑茶には

インフルエンザウイルスへの罹患を抑える効果があることがわかっています。

緑茶に含まれるエピガロカテキンガレート(EGCg)が、新型インフルエンザウイルス(H1N1)予防に有効であることを細胞実験で確認伊藤園)より)

 

 

コロナウイルスにも通用するのか?

ということについてはまだわかっていませんが、

同じレトロウイルスに属するものとして

その増殖を司る部分に有効成分が作用しているとすれば

同様の効果が期待できるかもしれません。

 

 

ここまで書きつつ、

さらに

「あ、そういえば……」

と繋がったのが………

 

「コロナのつま先(COVID toe)」や「コロナによる脳梗塞」という新型コロナウイルス感染者に特有の症状と「納豆」です。

 

 

「コロナのつま先」と「コロナによる脳梗塞」は

どちらも欧米で顕著に見られる症状で、

血栓が血管に詰まることによって起こることがわかっていますが、

日本においてはあまり話題になっていない印象があります。

 

 

・血管が血栓で詰まることによって生じる症状

・日本では話題になっていない

 

ということから、

「納豆」が血栓を溶かすことで

日本においてはそのような症例が少ないのでは?

(逆に、血栓による症状が生じた患者における納豆摂取率は低いのでは?)

ということが導かれます。

 

 

納豆に血栓を溶かす効果があることは

日本においては既に周知のものとなっています。

(「納豆が防ぐ血栓症」(大和薬品株式会社)等より)

 

ただ、別にそのことを認識していなくても

食事として食べているだけで

新型コロナウイルス感染症の重症化を抑えている可能性が推測されるのです。

 

 

……ということで

 

朝、起きて

ご飯とお味噌汁納豆、海苔(醤油)(※海藻にも抑制効果が噂されています)

で朝食をいただき、

仕上げに緑茶をゴクッと一杯。

 

まぁ

ベタ過ぎるほどベタな「日本の朝食」なイメージですが ←

それぞれに何か「意味のある効果」があったとしたら

これほどまでに「医食同源」という言葉を表すものもないでしょう。

 

 

そりゃあ

日本で患者はなかなか増えないし重症化しづらいはずだわ~

 

ということになるのです(あくまで推測、仮説です)。

 

 

はい。

 

 

………と

ここまで書いてる途中で

「あ」

と思ったことがあるのですが(またか←)

 

 

それは

「病院と介護施設におけるクラスターの発生」についてです。

 

 

この項に至っては

「明哲な洞察力だ…」←

というより

「こじつけが過ぎる……」

ということになりそうなのですが←

一応記しておくことにします。

 

 

現在のクラスター発生個所としては

夜の街(水商売関連等)が目立ってきていますが、

以前は病院や介護施設が顕著なものでした。

 

病院や介護施設においては

さまざまな病気の引き金ともなり得る「生活習慣病(肥満や高血圧等)」にならないよう(または悪化しないよう)、管理栄養士によって食事内容が考えられ

入院・入所者の状態に合わせた献立が作成されるわけですが、

高血圧予防のため、基本的に減塩傾向であることによって

当然ながら

そこで使われる味噌や醤油の量も減らされることとなります。

 

 

このことより、

仮に

味噌や醤油にコロナウイルス抑制効果があった場合、

それらの抑制効果まで減らすことに繋がってしまい

結果、クラスターが発生しやすい環境が生まれt

 

 

いや……

やっぱり

三密(密閉空間、密集場所、密接場面)のせいでしょうか。 ←

 

 

はい。

 

 

ということで……

 

ここまで

日本の、

そして

アジア圏での新型コロナウイルス感染者が少ない理由を考察してきましたが、

最後に

アジア、欧米以外に見られる状況を「食」の面から取り上げてみたいと思います。

 

 

アジア、欧米以外の場所のひとつとして

まず「アフリカ」を見てみます。

 

新型肺炎が世界中に広がり始めた当初、

最も心配されたのは

「アフリカ大陸に蔓延したらとんでもないことになる」

ということでした。

 

アフリカでは

都市部以外における医療設備が乏しく、

そのような地域で感染者が増えたら手に負えない状況が発生する、ということが懸念されたわけですが、

実際には

感染爆発が生じたのは欧米の方でした。

 

現在は

アフリカにおいても感染者数が徐々に増えてきているようですが、

それでも欧米において見られた(見られている)指数関数的な増加には至っていないそうです。

(「アフリカはコロナ感染爆発?死亡者は少ない?真実はどっち?:アフリカにおけるコロナ状況(その7の補足)」(梅本優香里 note)より)

 

 

それはいったいなぜ?

 

ということで調べてみたところ

 

やはり

アフリカにも

豆を原料にした発酵食品があったのでした。

 

それは

「スンバラ」や「ダワダワ」等、

地域や国、言語ごとに違った呼び名がある調味料で

日本の味噌とも納豆とも言われるものだそうです。

(「アフリカン甘酒や発酵粥…アフリカの発酵食品はシンプル!」(haccola)より)

 

 

Wikipedia で「スンバラ」を調べてみると

・豆を煮て発酵させたものである

・枯草菌で発酵させることで完成となる

とあります。

 

「枯草菌」による発酵、ということから

味噌というより納豆にあたることがわかり、

納豆と同様の効果(血栓融解効果)が得られるのではないか?

ということが予想されます。

 

 

…………

次に……

 

アジア、欧米以外の場所としてもうひとつ

「ブラジル」を見てみることにします。

 

現在、

ブラジルはアメリカに次ぐコロナウイルス感染者数の多い国になっており、それはさらに拡大する傾向にあることが報道されています。

 

そのブラジルでは

主食として「米」と「豆」が挙げられるほど

豆の消費量が多いそうです。

 

食事では

ご飯に「豆を煮込んだもの」(フェジョン)を掛けて食べるのが一般的だそうですが

この豆料理は

生の豆を一晩水に漬けてふやかしたものを煮込んで作るとのことで

発酵等の過程は一切経ていないのだそうです。

 

 

主食と言えるほど豆を消費しているブラジルにおいて

新型コロナウイルスの感染は抑えられていない、ということを考えると、

醤油や味噌は豆を原料とはしているものの

豆自体に何かウイルスを抑える効果があるわけではなく

やはり

「長期熟成発酵」に鍵があるのではないか?

ということが導かれるでしょう。

 

 

以上で、

 

…………

 

と、

今回のエントリを締める予定だったのですが、

最後の最後、ブログを書き上げる直前

たまたま(本当に偶然に)目の前に現れた表に何か引っかかるものを感じたので

それを紹介して終わりにしたいと思います。

 

 

その表の元記事は

厚生労働省の健康・医療部門における

標準的な検診・保険指導プログラム(確定版)<平成19年4月>

というものです。

 

上記リンク内の

第4編

第3章 健康保険指導の実施・評価のためのデータ分析とデータ管理(その5)

の2ページ目に

「様式4-4 都道府県別食品摂取量等(平成7~11年 国民栄養調査結果より)」

という表があります。

(※いずれもPDFファイルなのでパソコンで見ることをお勧めします)

 

左から3項目めに「豆類」があります。

これは豆そのものだけでなく

豆を原料とした加工品(醤油、味噌、納豆、豆腐、煮豆、お菓子等)も含まれると思うのですが(厚生労働省に確認したわけではないので実際は不明)

都道府県別にその摂取量の多い順と少ない順を

コロナウイルス感染者の数(2020年7月2日時点)と比較してみることにします。

 

<豆類摂取多い順>

都道府県名 コロナウイルス感染者数 

岩手県     0人

山形県    69人  

秋田県    16人

④鹿児島県   21人

福井県   122人 

⑥宮崎県    17人

島根県    24人

徳島県     6人

宮城県    95人

富山県   228人

熊本県    49人

青森県    27人

鳥取県     4人

大分県    60人

茨城県   176人

 

<豆類摂取少ない順>

都道府県名 コロナウイルス感染者数 

和歌山県   64人  

沖縄県   142人

京都府   386人

三重県    46人

兵庫県   709人

奈良県    87人

大阪府  1851人

⑧北海道  1275人

⑨東京都  6399人

新潟県    83人

⑪愛知県   528人

⑫神奈川県 1523人 

岡山県    28人

高知県    74人

⑮千葉県   981人

 

 

 ……こうやって眺めてみると……

 

実際は

ただ単に

人口が多いところ、密度が高いところの感染者が多いだけのような……とか

都道府県ごとにウイルス検査体制が異なるため比較の意味自体が薄い……とか

いろいろとあるのですが←

 

豆類の幅が広すぎることと、

上述のブラジルの例から

「豆そのもの、あるいは無発酵の豆類」には期待できないことから、

もう一度最初に還って

「醤油」に着目してみることにします。

 

 

データは

都道府県別統計とランキングで見る県民性」というサイトの

都道府県別しょう油消費量」というものを使用しました。

 

総務省の家計調査における醤油の購入量を消費量として換算、2014年から2018年の平均値をとっているそうです。

 

<醤油消費量多い順>

都道府県名 コロナウイルス感染者数

山形県    69人

鳥取県     4人

青森県    27人

④鹿児島県   21人

大分県    60人

佐賀県    47人

秋田県    16人

岡山県    28人

長崎県    17人

新潟県    83人

島根県    24人

香川県    28人

⑬千葉県   981人

静岡県    81人

京都府   386人

 

<醤油消費量少ない順>

都道府県名 コロナウイルス感染者数

沖縄県   142人

②東京都  6399人

③神奈川県 1523人

④北海道  1275人

大阪府  1851人

福井県   122人

兵庫県   709人

山口県    37人

愛媛県    82人

広島県   169人

徳島県     6人

山梨県    75人

高知県    74人

⑭愛知県   528人

宮城県    95人

 

醤油消費量の多寡どちらの項目においても

若干イレギュラーな都道府県が混じっていますが

「豆類」でまとめたものよりも相関が見られるように感じます。

 

 

イレギュラーな部分に関しては、

 

醤油消費量が多くても

人口の多い、密度の高い都道府県は感染者数が多く

 

醤油消費量が少なくても

人口の少ない、密度の低い都道府県は感染者数が少ない

 

といったことがその原因として推測されます。

 

 

個人的には

豆や魚をコウジカビ(麹菌)で発酵(長期熟成)させたものに

何かコロナウイルスに対して有効的な成分が含有されているのでは?

と予想しているのですが

どうでしょう?

 

 

ただ……

 

今回まとめた通りに

仮に醤油にコロナウイルス抑制効果があったとしても、

その過度な摂取は

他の疾病(高血圧由来の病気、脳梗塞等)を招きかねない

ということをじゅうぶん注意しておく必要があると言えるでしょう……

 

 

…………

ということで

以上、

 

 

このエントリ公開後

各醤油メーカーの株価がうなぎのぼりになったとしたら

風説の流布! とか指摘されたりしないかな………

 

などと

変な心配をしつつ笑

今回のエントリを終わりにします。

 

 

 

(ちなみにこのエントリ公開前7月3日時点の醤油メーカー最大手「キッコーマン(2801)」の終値は4985円でした)←

 

(ブログなのに400字詰め原稿用紙に換算して24ページもの量になってしまいました……)←