空想・科学・特異点 

Science Fiction Singularity

2016-01-01から1年間の記事一覧

共産主義も資本主義も人の為には存在していない

これは、共産主義も資本主義もその設計部分において致命的な欠陥を抱えている、ということに他ならないのかもしれません。 つまり、 共産主義も資本主義も、個人の幸せとかどうでもよくて、自分自身が続いていけばいい、という前提で存在している、のです。

もうひとつの変革

超お久しぶりの更新です。 長く間が開いたため、もう更新されないのでは? と感じた人もおられると思います。 前回更新時には既に次回以降どのような内容を記していくか、大まかに決まっていたのですが、なんとなく自分の中のタイミング―――説得力的な意味合…

「人を幸せにしてはいけない」と資本主義は言った  資本主義の致命的な欠点

前回の更新では「社会主義・共産主義の欠点」を挙げたのですが、今回は資本主義のそれについて考察してみたいと思います。 ものすごく単刀直入にいうと 「資本主義は人に幸せになってもらっては困るシステムである」 というひとことに尽きるのですが、その説…

マルクスを丸くする  社会主義・共産主義の回顧

前回の予告どおり、今回は「社会主義・共産主義」について考察していきます。 ……とはいっても、それについて学んだのはネットや新書系の薄い本、辞典等からのみなので極めて表面的なものにしかならないかもしれませんが。 そこでわかったこと(書かれていた…

貨幣と資本主義、その終わり

前回までの2回の更新で 「貨幣のあり方がこれからどのように変わるのか」 について考察してきました。 「現金の存在しない(キャッシュレス)世界」にすることで、多大なメリットを受けられるということが示され、そのような世界がこれから実現していくわけ…

貨幣制度の終焉もしくは変移についての考察②

前回、貨幣制度のあり方の変化について考察したのですが(貨幣制度の終焉もしくは変移についての考察①)、今回はその続きをまとめたいと思います。 前回の考察で「この世界から現金がなくなる」ということが確定したわけですが(←ほんの少し誇張アリ笑)「 …

貨幣制度の終焉もしくは変移についての考察①

2015年、大晦日の更新です。 今回は現在の「貨幣制度」がこれからどのように変わっていくのか、についてSF的に考察してみたいと思います。 大きく分けて ①貨幣のあり方が変わる ②貨幣というシステム自体が終わる というふたつのパターンが考えられます。…