空想・科学・特異点 

Science Fiction Singularity

与配主義

コロナウイルスが顕(あらわ)す もう一つの側面 ──── 資本主義や共産主義とは一体どのようなものであるのかということ

中国湖北省武漢市から始まった、非常に感染力の強い伝染性の新型肺炎が世界的に広まりを見せています。 その原因菌(ウイルス)は「コロナウイルス」(世界保健機関では「2019 n-coV」、国際ウイルス分類委員会では「SARS-coV-2」と呼称)で、これまでに知ら…

逆累進・時限消滅型 ベーシックインカムというアイデア

このブログでは資本主義の代わりに与配主義を、 貨幣制度の代わりに順番決定制度というものを提唱しています。 (それぞれの詳しい中身は「与配主義」や「順番決定制度」でまとめられた記事をお読みください) さて 今回は 与配主義における「ベーシックイン…

図解 お金に代わる順番決定ポイントの流れ その2 ──── 与配主義における輸出がもたらすもの

このブログでは資本主義に代わるものとして与配主義を、 貨幣制度に代わるものとして順番決定制度を提唱しています。 それぞれを簡単に説明すると 与配主義は 「人や社会に対して、より多く与えたり配ったりした存在(個人、企業等)が、より多くの利益(順…

図解 お金に代わる順番決定ポイントの流れ

このブログでは 資本主義や共産主義に代わるものとして「与配主義」、 貨幣制度に代わるものとして「順番決定制度」を提唱しています。 (その詳しい中身は「与配主義」や「順番決定制度」のタグでまとめられたエントリを参照してください) 前回の更新で 流…

税金(年金、健康保険、生活保護、etc)が必要のない世界がやってくる  その仕組みとは?

2018年の大晦日、 今年最後の更新になります。 年末ということで いつも以上に トンデモ度増し増しでお送りする予定です笑。 今回の更新は 400字詰め原稿用紙にして20ページ強あるので←(ブログの量じゃない) お屠蘇(とそ)で脳を緩めつつ読むのをオスス…

与配主義 が宗教的見地からも支持されていた、ということ

このブログでは 「資本主義」や「共産主義」に代わるシステムとして「与配主義」というものを、 「お金」に代わる指標として「順番決定制度」というものを提唱しています。 それについて初めて取り上げたのが 「マルクス、ケインズ、そして…… 資本主義の次の…

なぜ「お金」ではなく「順番」なのか?  ──── 貨幣制度の終わりと順番決定制度 ───

(最初の注: 今回のエントリは400字詰め原稿用紙18ページ強あるので、のんびりお読みください) 前前前回の更新で 「貨幣制度」の次のシステムとしてこのブログで提唱している 「順番決定制度」について詳しく取り上げました。 ( お金から順番へ 貨幣…

お金から順番へ  貨幣制度の次は「順番決定制度」

登場人物 父(自営業) 母(主婦) 子1(女.中3) 子2(男.小6) ①資本主義的市場経済型家計の場合 父「これが今月の予算という名の手取り40万円だ。これをみんなで争奪しよう」 子1「争奪て……」 父「みんながそれぞれ自分の役割をこなしている。そ…

それは既に始まっている

このブログでは、資本主義や共産主義といった経済・社会システムの「代わりとなる何か」を模索しています。 その「何か」にあたるものとして提唱しているのが「与配主義」です。 共産主義においては規制と独裁、 資本主義においては競争と奪い合い、といった…

資本主義で参考になること → 企業の公有化

前々回の更新では「共産主義で参考になること」として「土地の公有化」を挙げましたが、今回は、資本主義で参考になることのひとつとして「企業の公有化」について考えてみたいと思います。 「企業の公有化て、それは資本主義じゃなくて共産主義だろ?」 イ…

与配主義における土地の公有・国有化の意味 それが何をもたらすのか

与配主義とは 共産主義においては独裁と規制、資本主義においては競争と奪い合いによって構築されているシステムを、「より多く与えたり配ったりした存在(個人・会社等)が、より多くの利益を受けられる」というシステムに変えたものが「与配主義」となる。…

共産主義で参考になること → 土地の公有・国有化

このブログでは 「共産主義でも、資本主義でもなく」 「共産主義の良い部分、資本主義の良い部分、両方を取り入れた」 「まったく新しい経済システム」を模索しているわけですが、 前回のエントリで中国の社会信用システムを取り上げたついでに、「共産主義…

「経済」が人の幸せを阻害する時代  新しい胎動が始まる

2015年の4月1日から始めたこのブログも、4回目の4月1日を迎えました。 始めの2年間は、1日に数人ほどしか訪問者がいませんでしたが、去年「与配主義経済」「順番決定制度」「全員公務員社会」等のアイデア(idea)を披露してからは、たくさんの方…

ここで、あえて現金(キャッシュ)の良さを再確認してみる

最近、各種メディアやSNS等で、著名人やコメンテーターによる「現金」についての発言が散見されます。 「現金払いやめろ」 「コンビニで現金を使う人は頭悪いんじゃないか?」 等々。 このブログでは、2015年の大晦日と2016年の一発目の更新で「貨幣…

与配主義における経済の流れや価値の捉え方について

与配主義とは 共産主義においては独裁と規制、資本主義においては競争と奪い合いによって構築されているシステムを、「より多く与えたり配ったりした存在(個人・会社等)が、より多くの利益を受けられる」というシステムにしたものが「与配主義」となる。 …

ぼくの かんがえた さいきょうの けいざいシステム

ひとに なにかを うる ことで もうける しほんしゅぎ より ひとの じゆうや よくぼうを おさえることで なりたつ きょうさんしゅぎ より ひとに なにかを あたえて くばって もうける よはいしゅぎ(与配主義) の ほうが きわめて こうりつのよい しゃかい…

マルクス、ケインズ、そして……  資本主義の次のシステムはこうなる! かも

ちょうど2年前の今日、2015年の4月1日にこのブログがスタートしました。 以来ずっと「前置き」みたいなことを書いて来ましたが、そろそろ「本題」に入ってもいいような気がしてきたので(前置き長っ!)この更新以降、それについて触れていきます。 …